保険適応の金属を使わないブリッジについて
平成30年4月より、下顎の奥歯に金属を使わない白いブリッジ(高強度硬質レジンブリッジ)が適応となりました。
健康保険適応となるのは、以下の通りです。保険適応にはかなり複雑な条件がありますので正確な適否は歯科医師またはスタッフにお訊ねください。
健康保険対象となるのは?
平成30年4月から保険適応となったもの
第2小臼歯(歯番で言うと5番)の欠損が適応対象
高強度硬質レジンブリッジとは、歯冠用グラスファイバーによるフレームに高強度の硬
質レジンを用いて製作するブリッジで、欠損歯1本に対し、前後1本ずつの歯で支える
3歯分のブリッジを言います。
材料上の制限
金属と比較して強度が低く脆いため、前のコラム(保険が適応される奥歯の白い被せに
ついて)で述べたとおりの制限があります。
厚労省の適応条件通達は以下の通りです。
「上下顎両側の第二大臼歯がすべて残存し、左右の咬合支持がある患者に対し、過度な咬合圧が加わらない場合等において、第二小臼歯の欠損に対して第一小臼歯および第一大臼歯を支台歯とするブリッジに使用する場合」